投資における時間軸を考えてみよう

資産運用


最近になって投資の世界に足を踏み入れた人の中には、現在のウクライナ情勢の影響で下落相場になり、含み損を抱えて逃げ出したくなるような状態になっている人も多いかと思います。


僕もここ最近は仮想通貨の資産と、この前購入したアルファベット株が開戦後下がり続けています。



しかしそんなに悲観しているわけではないです。



今回は投資運用においての時間軸について書いてみようと思います。



短期で見るか、長期で見守るか、、、


かのウォーレンバフェット氏は「Our favorite holding period is forever」と名言を残しています。


つまり「株の保有期間で最も良いのは永久だ」と言っているように、バフェット氏は長期投資のスタイルです。


投資の神様がそう言っているんだから、投資の基本は長期保持が正解なのかなと思います。ちなみに僕も長期保持が基本スタイルです。



2017年に購入した仮想通貨をまだ売らずに持っていたりします。それ以外もイーロンマスク砲によって価格が底上げされる以前から持っているものがあったりしますが、大きく利益を出したい目標があるので、きっとこれからも当分は数年間単位で売却しないと思います。


投資の世界は簡単に上がるし下がる。それが普通なんです。


下落相場で不安に駆られて売ってしまい、次の日に暴騰して元に戻っていて後悔している、、、なんて現象よくありますよね。



一時的な下落を見て、なけなしのお金を投入したのに損するのが見ていられない、もしくは買ったら上がり続けるものと決めつけている、、、、こんなマインドの人は一時的な下落で損切りする人もいるんだと思います。


でも一度冷静になってチャートの年足や月足をぼんやり眺めてみてください。全体的に右肩上がりになっていませんか。それがたとえゆるやかだったとしても上がっているものは上がっているんです。



短期トレーダーの人たちは分単位で相場を読み、ある意味丁半勝負を毎日のように繰り広げています。でもそんなトレーダー以外の人たちはそんなに長く相場を見てられないと思います。


そんな時、その日その日の値動きを見るのではなく年足でも眺めると、この下落相場は一時的なものかもしれないと気付くはずです。


※ここで書いている記事は現物取引している人たちに向かって書いているものです。信用取引をしている人たちは違うステージで勝負をしていると思うので、鵜呑みにしないでください。

値動きは結構激しく動きます



どれだけ順調なビットコインや企業の株でも分足、日足を見ると上下に激しく値動きしています。


そうです、値動きは静かに流れていません。けっこう激しく上下に動いているんです。これが通常なんです。


一時的な下落相場でも、世界中の投資家が安い価格で買うことで値が上がり、戻ったところで利益確定をするために売却するので値が下がります。毎日これの繰り返しです。
(あくまでも自分の投資の世界観で書いています



その日に値が下がったからといって、それがすぐに売却のサインになる事はないということです。もちろん企業レベルでのネガティブなニュースがあった場合は別ですw
(あくまでも自分の投資の世界観で書いています)


長期運用スタイルの僕からすると、今日下がった価格が3年後の株価やコイン価格に影響があるとは思いません。将来性があるものは少なからず右肩上がりで成長していくものだと考えています。



最近ツイッターで、積み立てNISAを始めたが下がり続けているから損切りした、なんて記事を目にしました。これは長期スタイルの金融制度を数日の下落相場で判断してしまった例だと思います。


長期運用の視点に立つのはなかなか現実味がなく難しいです。特に簡単に稼げるかも、なんてマインドで投資の世界に入った人たちはなかなか長期運用がイメージできないと思います。



積み立てNISAは20年間の時間軸があります。もちろんフルで時間を使う必要はないかもしれませんが、少なくとも数年から10年間くらいの長期の視点が必要になると思っています。でもこれがなかなか難しいんですよね。

先のことをどれだけイメージして、目先にことをパスできるか



長期スタイルだからこそ目先の値動きにとらわれず、自分の目標の時間軸をしっかり守り、健全なメンタルで投資運用ができるんじゃないかと思っています。



投資の世界は結構入口が入りやすいです。でもゴール設定は各々違っていて、どこにゴールを設定するかで投資スタイルも決まってきます。



短期で利益を出したい人はかなり相場を見る技術が必要になってきます。あとどれだけ冷静になれるかブレないメンタルも必要です。



もし短期的な下落相場で損切りを繰り返し資産を減らし続けている人がいたら、一度俯瞰の視点に立ち自分のスタイルがどうあるべきか、またそこに関わる時間軸をどう管理していくか考えてみるのもいいかと思います。

コメント